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らららクラシック


30分オペラまるわかり プッチーニの「トスカ」 〜冷血男VS歌姫 炸裂(さくれつ)する激情〜
オペラってなんだか難しそう、でもちょっと興味はある…そんな思いを持っている方たちに向けて、名作オペラの鑑賞のツボを紹介する「30分オペラまるかり」シリーズ第三弾。
ご紹介する作品はプッチーニ作曲の「トスカ」です。
プッチーニ

オペラ歌手ならば一度はチャレンジしてみたい作品「トスカ」

プッチーニの名作オペラをナビゲートするのは、オペラ歌手の錦織健さん。「トスカ」の3人の主要人物、歌姫トスカとその恋人で、革命思想に肩入れしている画家のカヴァラドッシ、そして革命思想家を徹底的に取り締まる警視総監のスカルピア。そのそれぞれに名場面があり、聴かせどころ満載のこの作品は、オペラ歌手ならば一度はチャレンジしたい作品だと語ります。
見どころは、拷問・脅迫・銃殺刑など、過激なシーンの連続の中で追い詰められていく登場人物たちと、その心情が見事に表現されたプッチーニの音楽。錦織さんが「オペラ界随一のメロディーメーカー」と語るプッチーニの甘美な音楽と、凄惨な場面との融合が、このオペラを魅力的にしているのです。

「ららら的オペラグラス1」悪の魅力

オペラ「トスカ」の《悪》といえば、トスカと恋人カヴァラドッシを追い詰める警視総監のスカルピア。革命思想家を徹底的に弾圧するスカルピアは、同時に己の欲望のためには手段を選ばない男。サディスティックに相手を追い詰め、服従させることに、何より快感を覚えます。プッチーニは、その「悪」を音楽でも印象的に描きます。
スカルピアが登場する時の音楽には、“増四度"と呼ばれるちょっと耳障りな音程が含まれています。この増四度は、音楽の中の悪魔と言われ、中世ヨーロッパでは使用を禁止されていた時もあるほど。この音程が表現するのは悪・悲劇・破滅など、良くないイメージ。
プッチーニは増四度を使った音楽で、スカルピアの悪魔的な性格を表現しているのです。そしてプッチーニは、「トスカ」の悲劇性を暗示するかのように、このスカルピアの悪の音楽を、前奏曲としても使用しオペラ冒頭にも置いています。そして、スカルピアの悪が最も鮮やかに描かれるのが、第一幕の最後。教会で「テ・デウム」と呼ばれる聖歌が歌われる前でスカルピが己の欲望を一人語りする場面。聖と悪のコントラストが見事に表現される名場面です。

「ららら的オペラグラス2」愛と信仰





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